健康と環境に配慮する人が増えるにつれ、オーガニック野菜などの人気はますます高まっています。ところが、オーガニックの野菜や果物は価格が高いため、購入をためらう人が多いようです。だからこそ、以下のガイドで、農薬のレベルにもとづいてオーガニックを選んだ方がいい野菜や果物を紹介します。これを参考にすれば、いつもの予算で健康と環境のために賢く安全な選択をすることができます。
オーガニックを選ぶもの
毎年、Environmental Working Group (EWG) が「危険性が高い12の食品」英語に直すとして、残留農薬量が最も多い野菜と果物のリストを発表しています。購入するならオーガニックのものが望ましい製品は次の通りです。
- いちご
- ほうれん草
- ケール、コラード、からし菜
- 桃、ネクタリン
- りんご
- ぶどう
- チェリー
- 洋なし
- トマト
- セロリ
- じゃがいも
- パプリカ、ピーマン、唐辛子
多くの場合、これらの食品は洗って皮をむいても複数の農薬が残留しています。こうした食品についてはオーガニックのものを選ぶことで、有害な化学物質の影響を受ける可能性を大幅に減らすことができます。
予算を節約できるすぐれもの
いっぽう、「危険性が低い15の食品」英語に直すでは農薬レベルの最も低い農産物が紹介されています。これらの野菜や果物は従来の形で購入する方が安全であり、化学物質を大幅に増やすことなく、コストも節約できます。
- アボカド
- スイートコーン
- パイナップル
- 玉ねぎ
- パパイヤ
- エンドウ豆 (冷凍)
- なす
- アスパラガス
- ブロッコリー
- キャベツ
- キウイ
- カリフラワー
- きのこ
- ハネデューメロン
- マスクメロン
これらの食品は残留農薬が比較的少ないので、健康リスクを抑えながら新鮮な農産物をリーズナブルに楽しむことができます。
オーガニックが重要な理由
危険性が高い12の食品については特に、オーガニックを選ぶことが汚染の減少や土壌と水質の保全につながり、環境にやさしい農業を支持することにもなります。さらに、農薬を減らすことは子どもや妊婦、高齢者といった弱い立場の人々の健康にも有益です。
情報にもとづいて選択する
「危険性が高い12の食品」と「危険性が低い15の食品」のリストは、農薬の曝露を最小限に抑えられる優れたガイドですが、食品を選ぶ際にこれだけを考慮すればいいわけではありません。
栄養価、新鮮さ、価格、環境への影響もすべて重要ですので、地元で採れた旬の農産物を選ぶこともおすすめします。地元の農家を支援することで、食品の長距離輸送に伴うカーボン フットプリントを削減できるだけでなく、より新鮮で栄養価の高い食品も入手できます。私たちはコミュニティの力はもちろん、身体と地球を大切にするライフスタイルの素晴らしさを信じています。地元で採れたものを購入し、できる範囲でオーガニック食品を選びながら、新しい情報をインプットして、より持続可能で健全な世界にしていきましょう。